晩夏の上野ファーム



トークイベントの後、外をぐるりと回って新しく出来た入口と駐車場の方へ行ってみた。去年初めて来た時に造園されていて、何が出来るんだろう?と気になっていた場所。観光バスも何台か止まっていた。こちらはチケット売り場とトイレのみ。花の苗や雑貨などお買い物は反対側のエントランスで。



8月も終わり近い晩夏だけれど、鮮やかな色。



曇り空の下、小さな花たちも集まって様々な色の層を作る。



これを作ってたんですね…!絵本の世界みたいな「ノームの庭」。
やっぱり、水辺+植物って素晴らしい眺め。今にも妖精が顔を出しそう。



見る場所によって表情が変わるのも楽しい。
こんな風景の中にいると、いつでも心に新しい物語が生まれそう。



水の中にある小さな小屋、っていうのも秘密の場所めいて。



片仮名の花の名前を覚えるのが苦手で、調べては何度も忘れてしまう。
これもそのひとつ。ご近所の庭でも時々見かける、息子の好きな花。
一つ一つは小さくて何気ないけれど、可憐な花はいいな。



百合のような、水仙に似ているような。
あったかいオレンジは是非うちの庭にも欲しい色。



ススキなどイネ科の植物が混ざっているのも素敵。
最近、水田を見るとホッとするのですよ。不思議と。
出来るものなら稲作したい…とひそかな野望を抱きつつ。



どうやったら、こんな広大な庭を維持管理できるのか…!と、少しでも土いじりしてみたことがあると脱帽しますよね…。ところどころ、たんぽぽなど雑草が勢力を増しているのもリアルです(笑)
去年は泊まりがけで来て、上川町にある「大雪森のガーデン」と庭めぐりしたのですが、そこで強い西日の中せっせと草花の手入れをしている上野砂由紀さんの姿がありました。可愛い帽子や場にふさわしいガーデニングスタイルで素敵だな、と思いながら、かがんで真剣な眼差しで花たちの手入れをしている姿は職人さんそのものでした。



去年は初夏で、今回は夏の終わり。
訪れる季節によって、やっぱり全然違う印象でした。
そうなるように、綿密に計算して、耕して、植えて。美しい花をより美しく見せるデザイナーでもあり、実現する職人でもあり。



曇り空でも輝くような葉の緑。パレットのような庭。



優しい淡いピンクと緑とレンガの古びた茶色。



何か、存在感を感じた先に…



鶏さんが散歩中でした。上野ファームには動物たちも自由に闊歩している、とは聞いていましたが、出会ったのは初めて♪観光客に注目されても物怖じせず、悠々と歩き去る。



他にも鴨さんや、



がちょうさんがおりました。



敷地内にある小高い丘、射的山に登る坂道が陰と陽の境目に。
降りてきたところが少し日陰で暗い中、ぱっと光が目に飛び込んでくる眩しさ。同じシダ類があんなにも光輝いて、ハッとする嬉しい仕掛け。
ちなみに、この日は曇っていて風景がぼやけるので写真は撮りませんでしたが、頂上からは辺り一面の水田と遠く大雪の山々が一望できます。上りは勾配がキッツイですが、気持ちいいので天気がよければ是非。



下向きに咲く小さな赤い百合。ワイルドさもあって魅力的!



砂糖菓子のように可憐な花。雪の結晶のようでもある。
純白の花にはどうしても惹かれてしまいます。



葉も艶やかで色濃いバラ。木陰でも鮮やか。



ふんわり座る少女のように見えたバラ。素敵な色。



塔のように上って咲く花。
名前はわからないけれど、見る花見る花、植えてみたくなる。
上野ファームは華美でも極彩色でもなく、北国でも丈夫に育ち、気候に合った植物でこんなにも綺麗な庭づくりができるんだということを教えてくれる優しいお手本のような空間だと思います。先生と言うほど堅苦しくない、もっと何度も気軽に訪れたくなるようなフレンドリーさで。
旭川、決して近くはないけれど、また違う季節に訪れたいなと思ってしまいました。



余談ですが、お昼はナヤカフェでお洒落なランチ♪も捨てがたかったけれど、運転もトークイベントにも付き合ってくれた家族のご機嫌を考えて、旭川ラーメン。
すでに正午を1時間以上すぎていたので近場にあった「よし乃」です。炒めもやしが山のようにのって麺が見えないことで有名。でも前より少なめかな?
旭川といえば醤油なのですが、ここは味噌。普通に味噌を頼んでもピリ辛味噌味が来ます( 艸`*)味も濃い目。でもね〜これが寒い寒い冬には身体があったまっていいんだ〜。真冬は氷点下30℃前後まで冷え込む極寒の地ならではのラーメンって気がするのだ。食後はめっちゃ喉が渇きましたけど(笑)
腹ごしらえして昼寝したいところですが、ここからが子供たちのお楽しみ、旭山動物園へ続く…なのでした。はーどっこいしょ。
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  • by ciel (しえる)

コロニヘーヴ



8月23日、旭川にある上野ファームへ行って来ました。
雑誌や書籍などで活躍されているデンマーク出身のイェンス・イェンセンさんのトークイベント『デンマーク流 楽しい週末の暮らし方』に参加するためです。
会場は上野ファームの入口に建つナヤカフェ。
名前の通り、納屋を改装した味わい深い建物で、普段はカフェとして営業していて、ここまでは入園料がかかりません。この日はイベントのため午前中は貸切。カフェの前では地元の農家の方が採れたての野菜を持ってきて販売もしていました。



定員は70名ほどだったようですが、会場は後ろの方まで満員。
進行役の上野砂由紀さんと、お話を聞かせてくれたイェンスさん。
写真撮影OKとのことでしたので、暮らしに役立つお話のおすそわけを。
ちょうどイェンスさんの本に出会い、読んだばかりだったので、デンマーク流の庭との付き合い方、そこでの楽しみ方をより親しみを持って聞くことができました。スライドは、ちょうど鎌倉のご自宅をお子さんたちと一緒にリフォームしているところ。基本、何でも自分でやりたいし、やるのが当たり前という感覚だそう。



日本に来て、小田原の絶景が眺められる(代わりに傾斜もきつい)遊休農地を、自分のやりたいことに共感してくれる仲間と共に一から耕して理想をかたちにしていったイェンスさん。私が読んだ本はもう廃版になってしまっているようですが、ここで畑と小屋を作るまでの作業が細かく書かれていました。実際、荒地(一度人の手が入った土地はずっと手入れをしていかないと、あっというまにジャングルのようになってしまうとのこと)をまた元のように使えるまで耕したり、水を引いたり、そういうことは一人じゃできない。やりたいことを明確に、かつ情熱を持ち、それに応えて力を貸してくれる人が不可欠ですが、それを呼び寄せるのもまた、人の熱意というか本気の覚悟なんだろうなぁと思う。



さて、日本で庭仕事といえば、ガーデンニング、もしくは家庭菜園という言葉が真っ先に浮かぶけれど、デンマークは少し違うよう。
もちろん、野菜を作ったり、花を植えたりもするけれど、決してそのためだけに庭があるわけじゃない。その感覚は、屋外にあるもう一つの部屋。アウトドアリビングという言葉が出てきましたが、短い北欧の夏を思いっきり謳歌したい、国民性もあるようです。これ、すごくわかるなぁ。
もともと私が北欧に興味を持ったのは食器やテキスタイルなどのデザインからでしたが、旅をしたり映画を見たり本を読んだりして知れば知るほど、北海道の暮らしと共通点も多く、同じ北国として取り入れたいことがたくさん見つかりました。寒く暗い冬が長いからこそ、外で過ごせる時間を貴重なものと感じるのもその一つではないでしょうか。



限定的な目的ではなく、ゆったり家族と寛いで、焚火をしたり(これ必ずといっていいほどスペースがあるそう)、朝食を食べたり、思い思いに家族が集うお気に入りの場所があったり。夕方は夕日が当たるからここ、とか時間ごとに場所を変えて楽しむとか、ちょっとそこら辺は日本の都市の住宅事情からすると考えられない羨ましいお話ですが、考え方がすごく自然で、伸び伸びしていていいなぁと思います。感覚として自然なのがいい。
私は花が好きですが、いわゆるガーデニングブームとなったような庭全体が鮮やかな花で埋め尽くされ、塗り絵のように整列した庭が少し苦手です。見てきれいだな、とは素直に思うのですが、そういう庭を見ているとなぜか息が詰まってくる。何かこう、雑草ひとつないような頑張ってる感じの庭より、勝手に生えているように見えるくらい力の抜けた庭が好きです(それこそが計算されつくしたプロの庭なのだけれど。お化粧みたいですね)。広々した空間より、木も多い方が好きです。こういうのは好みですね。最高の快適は自分の中に。

話が逸れましたが、デンマークでは週末を過ごすため郊外にある小屋つきの土地を、"コロニヘーヴ”と呼ぶそうです。コロニー(集合体)+へーヴ(庭)=コロニヘーヴ。平均して20〜30区画で一つのコロニヘーヴとなっているそう。



都会で暮らす人たちが、ゆっくりとした週末を快適に過ごせるよう郊外にあるコロニヘーヴ。郊外といっても別荘地というわけでなく、ほとんどが自宅から車で20〜30分の距離にあるのだとか。
そして、あくまでも庭コミュニティであること。一軒だけでは存在せず、少なくとも5区画以上あるとか、小屋を建てたり古い車両を小屋代わりにしたり自由だけど所有することは出来ない(あくまで市民農園)などの決まりもあり、公共・民間問わず利用する料金など制度は国が定めているのだそう。その代り格安で、400屬稜間使用料は日本円で¥20000程度だとか。会場で話を聞いた瞬間、思わず移住したい…と思った人も多いと思われます(笑)



絵本に出てきそうな可愛い小屋がたくさん!
しかも、自分で建てたり、電気工事までしちゃう(日本は法律上資格が必要ですが)、デンマークのお父さん素敵☆もちろん得手不得手の個人差はありそうですが(笑)デンマークでは学校の授業で木工の時間が多くあるため、家具でも何でも買うよりまず作る概念があるそう。そういう父親を見て育つから、子供も小さい頃から自分で作ることに意欲的になるのかもしれません。



小屋の中の一例。シンプルで、そのまま住めそうな清潔感あふれる空間。
何か台の上にマットを敷いて簡易ベッドまで。もちろん泊まってもいいけれど、水道が整備されていても電気やガスが来ているところは少なく、トイレも共同がほとんどだそう。そう聞くと、なるほど、あくまでも庭がメインで小屋は休憩や雨宿りする場所なんだなと。それでも、いかにも畑の小屋〜って感じにダンボール山積みとか泥だらけにせず、こうやって居心地良さそうな空間に仕立てるところに、デンマークの人の庭に対する本気と粋を感じました。



今年、国際バラとガーデニングショーに出展されていたときのイェンスさんの作品。日本でも実現可能なスペースに、小さな小屋。生垣の中には、ちゃんと焚火スペースもありました( 艸`*)
愛らしい白い木戸、圧迫感がありすぎず適度に目隠しになる木々、さりげなく置かれたテーブルと椅子、鉢植えや小物、小屋に這わせたつるばら。(詳しく見たい方はこちらのリンクから)
散歩してよそのお宅の庭を観察するたび、アスファルト敷き、全面芝生、鉢植えだけ置いた庭、ほぼ菜園、大きな石を配置した和風庭園、土を盛って高低差をつけたり、明らかにプロが手掛けた外構デザインだったり、同じような広さでも随分印象が変わるものだなぁと思います。頭の使い方次第で、思っているよりもっと自由に好みの庭にできる可能性は広がる気もしてきました。お金をかけるより、まず、アイディアとプラン。かくいう我が家の庭も財政難が幸いして(?)手作り感満載なので、共感すること多々。家族を尊敬し直す良い機会に(笑)



風が気持ちいい季節だから外に出よう、いい気分だからそこで食事しよう、明るいから外で過ごそう、そういう当たり前の感じを大切にしたい。
冬は日照時間が日本より短い北欧ならではの工夫。窓辺に色の綺麗な硝子を並べて光を楽しむ。フィンランドの人たちもキャンドルやカラフルな生地のカーテンで楽しんでいたなぁ。ちょっとしたことを暮らしに活かして、楽しく、美しく。



イェンスさんの実家のリビング。
日本と違いデンマークでは住宅自体の使用年数が百年以上と長いため、新築することは稀だとか。このおうちも元は学校として使われていたこともあるそうで広いのですが、それだけでなく、余分なものがなくすっきり美しい配置。
一番違うのは照明。デンマークの室内で蛍光灯はほとんどないそう。代わりに間接照明のライトがいくつも効果的に置かれていて、同じ室内にも明暗の差があり、ニュアンスを作っています。これなら、本を読むときはライトのそばで、静かに寛ぎたいときは暗い方へ、と自分が移動することで快適さを確保できますね。また、適度な暗さは部屋を広く感じる効果もあるようです。
家具も作ったりするデンマーク人、けれど自国や北欧自慢のハイセンスなデザイン家具も大切にしていて、買う時はいいものを買って、長く大切に使う。暮らし全般の意識が高いなと感じました。
あたりまえのことだけれど、せっかく生きているのだから、特別な瞬間のためばかりでなく日々の暮らしをこそ、もっとも充実したものにしていきたい。結構、良い感じになってきてるよね?と家族と話しながら、私は怠けず草取りしよう…と思いつつ、雑草ジャングルを見つめる(꒪д꒪)もう少し土を維持管理可能な面積にするのが来年度の急務。



1時間半のトークは和やかに楽しく終了。
カフェでは雑貨や紅茶なども販売しているので、使い勝手の良さそうなオリジナルガーデングローブを買って来ました。※上のお菓子は旭山動物園で買った限定き花。
この後、夏のガーデンを鑑賞するため入園しますが、そちらも写真があるので後日アップしたいと思います。
  • 紀行
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  • by ciel (しえる)

8月の長い日々

   

「夏、終わるって?」

ホッキョクグマにとってはせいせいするでしょう(笑)
先週、旭山動物園に行ったりもしました。
最近ブログに写真を上げるのが億劫でつい先延ばしに…後日またカメラ



暑かった日々も過ぎ去り、北国はとっくに秋の気配。
それでも8月のカレンダーをめくるとき、夏の終わりを思います。
日中はまだ20℃を越えるけど、半袖では少し冷たい腕に名残り惜しさ。



庭のホリホックもてっぺんまで咲き切りました。
真夏に咲く花がもう少しあったらいいな。田舎で見たグラジオラスが鮮やかで綺麗だったので植えてみようか。
そして初秋の風が吹けば、コスモスの懐かしさに心洗われる。



夏の陽射しに負けて草取りもせずにいるうち、イヌタデやエノコログサがわんさと茂ってしまったけれど、小さいひとたちにとっては雑草も植えた花でも変わらぬ素材のよう。
娘があれこれアレンジしてきた雑草に、息子が桔梗を足して。



この頃、月がとても綺麗。
外がすごく明るくて窓を開けたら、十三夜でした。
その翌々日、習い事から戻ると早く帰宅していた家族が自作のウッドデッキで七輪を出し、良い感じに寛いでいた。いいなー!それ私もやりたい!



ということで肉と野菜を買い足しに走り、虫の声を聴きながら晩ごはん。七輪なので絵面は地味ですが(笑)ちなみに1パック¥88のエリンギです( 艸`*)
子供たちの食欲にミニ七輪では追いつかないので、ガスコンロも出してフライパンでせっせと肉を焼きます。



天然の虫よけハーブ、シトロネラの香りのキャンドルを灯して。
もちろんライトもちゃんとあるのですが、光に虫は集まるもの。かと言って普通の蚊取線香は思いっきり喉がやられますからね…。蚊帳なんかあったらいいと思う。
お腹が満たされた子供たちは、夏休みに一度も出来ずじまいだった花火がしたい!とお父さんを引っ張って買いに行った。
程よい薄暗さの中、何とはなしに炎を眺める。
火を見つめていると、不思議と心がどんどん静かになる。
何か大切なことを、思い出すような。
それは何事かの出来事ではなくて、もっと命に直結するようなこと。



花火は軒並み撤収されていたそうで(北国の短い夏よ)、売れ残っていた最後の一袋を執念で見つけて帰ってきた息子。
近所のお友達も誘って、夏を見送る。


今年の夏、何してた?って聞かれて真っ先に浮かぶのはやっぱりこれ。
円陣の中に息子もいます。
今までゆる〜く過ごしてきた夏が遠い過去に思えるような熱い日々。
今月のことなのに、もうずっと前のことみたい。8月って長い。
合間を縫い合わせるように映画に連れて行ったり、海に行ったり、帰省したり。よくがんばりましたってハンコを、お母さんにもください( 艸`*)
しばらく燃え尽きて呆然としていたけれど、涼しくなって、空気が澄んで、空が高くなって、夜もよく眠れるようになってきたら、少しずつ心にも張りが出てきたような。
夏が過ぎれば、息子が生まれた日がやってきます。

  • 四季 花折々
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  • by ciel (しえる)

絶対不可能に挑んだ



先週の話ですが、ようやく観て来られました。
「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」吹き替え版。
時間的な余裕があれば字幕と両方観たいところですが、夏休みが終わったら終わったで用事も入ってくるので、やっぱ絶対観たい吹き替え優先で!
それにしても今回は全国的に吹き替え版に厳しかったんです?
我が街も上映自体はあってくれて本当に良かったんですけど、上映が一日一回限りなうえ、時間も夕方からというミッション(鑑賞):インポッシブルぶり。
働くひとにも、主婦層にも厳しい時間帯だと思うんですが…なにゆえ。
けれども、トムが生身のアクションで限界(超えすぎだと思う)まで頑張っているんだから、これしきの不可能、越えてみせる( ̄‥ ̄)フンッ いや、むしろ森川さんのトムを観るために越えたんですけどね( ´艸`)

一言で言うと、面白かった!ずーっと面白かった!(≧▽≦)
思い出しながら以下ざっくりとしたネタバレありの感想です。
アクションはさすが!最初から出し惜しみしないなー!と感心。トム渾身の生身の迫力で掴みはバッチリ♪
オペラ座(裏側まで観られて感動)にロンドン、舞台も魅力的。
ストーリーはトントン進むし、出てくる登場人物みんなキャラが立ってて飽きず(誰これ?ってこともなく)、何気ない会話まで聞き逃さないように見ちゃう感じ。つまり、釘付けでした。
レッドカーペットで森川さんが話されていたように、アクションシーンだけに頼ることなくスパイものらしい駆け引きが最後まで楽しい映画でした。
今回の女性キャラ(あえてヒロインとは言わない)・イルサがまたカッコいいのなんのって。女っぽいのにそれを売りにせず、男より凄腕で神出鬼没、トムとバイクでチェイスまでしちゃう、切れ味抜群の美女。見るからに悪女でもない硬派な感じがイギリス女性っぽいな、などと思ったり(個人のイメージです)。
IMFの存在自体が消される(毎度毎度よく無敵っぽいイーサンをとことん追い詰める設定思いつくなぁ)ピンチの中、イーサンを慕う仲間がぼちぼち集結。この、ぼちぼちってところがミソ。職業柄(?)簡単に相手を信用しない、信じるのは自分と確かな腕だけっていう過酷な環境で生き抜いてきた男たちならではの力の合わせ方っていうのか、つながり方が嘘くさくなくて、すごくいいなって。それぞれイーサンとの距離感が違うのも台詞以外の何気ないシーンに表れていて、アクション&スパイものなんだけどドラマがちゃんと成立してて、いや本当シリーズ最高傑作との評判に偽りなしでございました。これは何度も観たくなりますね。
アクションで手に汗握る場面、話の展開で「どうなるの!?どうすんの!?」とちゃんとハラハラさせるとこ、シリアスな流れの中で「らしく」笑わせてくれるところ、地下鉄の駅でベンジーに眼鏡渡した男とか、あちこち仕掛けがあって、エンタメ映画における傑作っていうのは「おおっ!」とか「わー!」とか純粋に没頭して観られる作品であれば十分なんじゃないかなって思った次第。でも純粋に楽しむって、ちょっとでも人物相関がわかりにくかったり流れに無理があったり、粗が見つかってしまうと途端に楽しむ気持ちに水が差されてしまうものなので、やっぱりそうそうは出会えない。M:Iシリーズは大作ゆえのリスクもハンパないと思うのに、5作目にして最高傑作と呼ばれる内容を作れちゃうマッカリー監督とトムの情熱は本当にすごいなと思います。
あ、あと今回ヒロインはベンジーという認識で合ってますよね?(笑)
ミッションを共にする女性が下手したらイーサンより優秀でタフで、ヘタレだけど仲間想いの男性に振り回されつつ助け合う設定、…いい(・ω<)☆
美女キャラと安易なラブい展開に持っていなかったのもクールだったんじゃないかと振り返って気づきました。それはボンドさんに任せて、イーサンはゆかいな仲間たちと仲良くケンカしながら末永く世界の平和を影ながら守り続けて欲しいです。

そして森川さんの吹き替えも最高でした( ”̆  ̆”)♡
何でしょうね〜あのトムを演じているときの柔らかさ、甘さたるや!
第一声は無線を通じての声なのに、耳テロ。耳から溶けて崩壊します。
あと森川さんが演じると、仲間に対する何気ない台詞さえ甘いのは…!けしからん(〃д〃)
私のベスト・オブ・萌え台詞は「タキシード、似合ってるぞ」。
私が男でも森川さんなら惚れちゃうと思うの…いやん
どういうことなの!?と取り乱しそうな優しい響きでした(*´ェ`*) ベンジーが可愛く見えちゃったのも、”全部、森川さんのせいだ。”(JR・冬のキャンペーン風)
イーサン@森川さんの台詞ばかり詰め込んだ音源が欲しい…!いや、やっぱ洋画の吹き替え全部…そうなると書きだして、ありえないほど甘い台詞とか完全に趣味の並びで聴いてみたい、と欲望が果てしなく湧いてしまう。困ったひとだ…森川さんたら。
イルサは甲斐田裕子さんで、声は色っぽいけど容易には近づけない、少し硬い謎の女というイメージにぴったりでした。甲斐田さんは女を前面に出した口調も上手な方だけど、イルサの人として生真面目な感じがちゃんと声で表現されていて、私はそれがすごく好みで、うっとりと聞き惚れていましたうっとり
あと、ばいばいきーん!(笑)神経質そうな悪役、ハマリますね〜。
BDが発売されたら是非もう一度、字幕と見比べたいです。
ミッション:インポッシブルシリーズを観ると、しんどいことも何だかやれば何とでも出来そうな気持ちに( 艸`*)そんな気なくともポジティブにさせられちゃう?
トムと森川さん、画面から伝わってくる二人の波動は強烈です。
  • 森川さん
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  • by ciel (しえる)

レイバー輸送中

北の大地では二学期が始まり、ようやく静かな時間が戻ってきました。
始業式の朝まで宿題やら自由研究やら持ち物で、ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー大騒ぎ。のんき&フリーダムすぎる兄妹に、母さんは毎日血管キレそう(`Δ´)になりながら、忍耐、また忍耐の日々…。
世のお母さん業の皆さま、本当にお疲れさまでした。
本州はまだまだ今月いっぱい休みなんでしたね。
その分、こちらは冬休みが1月半ばまであります。

さて、お盆には恒例の帰省をしてきたのですが。



道中(まだ市内)の信号待ちで、前にいるトラックに書いてあるのって…
ん?特車二課??えっそれってパトレイバーじゃない(゚Д゚≡゚Д゚) !?
それに、なんか、ナンバー110だし。この巨大な赤色灯ってさ…


お、お、追い抜いてみて〜〜〜!と運転席に頼み込む。
(スチャッと効果音つく勢いでiPhoneのカメラ起動させつつ)
前方、さらに大型トラックいるぅぅO(≧▽≦)O
これ、マジでマジで…



わーーーー!ホントにパトレイバーだ〜〜〜〜!!
去年吉祥寺でデッキアップした、あのイングラムなのっ!?
マジでかO(≧▽≦)O もう前のめりですよ、腰浮いちゃいますよ。



映画の宣伝なのはわかった。しかし興奮するのはそこじゃない。
ということは、ここに搭載されているのは、

もしかして…

もしかして…

もしかしなくても…



ア、ア、アルフォンスぅぅぅぅぅ(ノ≧▽≦)ノ♪♪♪
ほ ん も の キターーーーーーッ━(゚∀゚)━!!!!!



当然ながら寝た状態で運ばれているので、お顔は拝見できなかったけれど、こんな間近で観られるなんて…!!うっ、うっ、うれしい…!!!!!
いやいや。ちょっと待て。それ以前に、ここは北の大地ですよ。
津軽海峡こえて、はるばる来てくれたっていうんですか!?
なんで? ねえなんで!? と一人狂喜乱舞してすみませんでした、家族。
取り乱しつつもググりましたら、翌日から開催される野外ロックフェス会場に輸送中だったようです。というか、もう何日も前からフェリーで苫小牧に上陸し、地元のお祭りに参加して、さらに私の住む街でも3日間もデッキアップイベントやってた…そうです…しかも、夜はライトアップも…沈倒れる
ちょ、全っ然、知らなかったんですけどーーーー!!(TwT。)
地方紙もネットも数日間チェックしてなかった薄らぼんやりした自分の頭と節穴な目を、タイムマシンで覚ましに行きたい…くうう。

 

KC庁( 艸`*)
よく観ると何か貼ってあって、会場の写真ではちゃんと「警視庁」になってた。
公道を走るとき一瞬混乱しないようにですね(笑)車両自体にも「特2」とか、ナンバーの110といい、細やかなこだわりが心憎い。
あとからtwitterで公式アカウントがあると知ったのですが、中(特車二課整備班)の人たちもちゃんとあの白い繋ぎ着てたり。いいなー!

パトレイバーのアニメは学生時代、それこそポスター(それもキャラじゃなくレイバーの)欲しさに雑誌買うくらい夢中で観ていたので、ものすごく感慨深い。
まさか、その頃の年齢の倍以上年月を重ねて、実物を拝むことができるなんて夢にも思いませんでした。
お台場でガンダムの足下に立った時も震えましたが、イングラムの輸送を公道で目撃することになろうとは…生きててよかったお願いき
実写版パトレイバーの詳細は公式サイトでどうぞ。
アニメの実写化って、どうしてわざわざする必要があるのかよくわからなかったりするのですが、ガンダムといい、”リアルに存在することが叶うとは思いもしなかったモノが眼前にある状況”には、興奮を抑えきれません(〃д〃)
もしも、レイバーが実用化されていたら、災害時にも大いに役立ってくれそうだと思ってしまう。人型って工学的には無駄なのかもしれないけど、夢がある。そしてやっぱり、そこに愛着を持ってしまうのが人なんじゃないかと。
98式イングラムは全高10mだそう。
ううー!いつかはデッキアップした姿を見上げたいものです。
並走したのは束の間でしたが、思いがけない幸運でした。
イングラムと特車二課整備班の皆様は、この後2日間のフェスに参加、翌日さらに北上し、日本の最北端・宗谷岬で警備を行い、また苫小牧から帰棟された模様。
海を渡って北海道に来てくれて、ありがとうございました\(^o^)/
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  • by ciel (しえる)


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