Good time is now



3月に入ると途端にもう春という気がしてきますが、実際はこうです。
まだまだ目に映るすべては真っ白な北国。



今年はこの街に住んで以来(早20年過ぎ)一番雪が少なかった。
排雪が入る前に気温が上がって、持っていく雪がないんじゃないのっていうくらいだったのに、ちゃんと帳尻合わせてくるなぁ、冬将軍。そんな暦の上では春の大荒れでした。
寒い冬を共に生きて越えていく羽根の生えたお仲間に分け前を。
義父お手製のバードテーブルに餌を置いてみたのですが思ったより来ず、ならばと奮発してりんごを庭に差してみました。2,3日すると、来ました。スズメより一回り以上大きいのが。

事前に野鳥の会のサイトで庭に来る野鳥メモをダウンロードしていたので、早速チェック。
ヒヨドリでした。何でも相当な食いしん坊らしい。
それでも、すぐは来なかったのは警戒していたのかな。安全な餌場かどうか。でも、もう一回来たら日参ですよ( 艸`*)

ピーピー鳴いて、お仲間に「ここに餌あるよー」と知らせているのか。
そしてすごい勢いでりんごが食べられていく…。
いつもいつもは奢れないので、そのうちバードケーキを作ろうと思う。でも、ちょっと今、忙しい。かわりに痛みそうなみかんとか差してみたけど、皮つきだと嫌らしい。むむ、選り好みするか、そうか。
バードテーブルに小鳥の餌を置くとスズメが来る。
これを”野鳥の餌”(大粒の穀物がメインで少しお高い)に変えるとシジュウカラとかゴジュウカラとか来るかしら…と思って待っているのだけど、今のとこ常連はスズメだけ。一度スズメより大きい灰色の影を目撃したけど判別できないまま。気長に待とう。ここはいい餌場だよ、と口コミが広がるまで(笑)
やがて来る春まで、厳しい冬を越えてゆこうね。



そして今年も無事ひとつ年を重ね、いろんなことを思わされる。
今までやってきたこと、一緒に生きてきた時間、これからのこと。
ちっとも生き方が上手くならないけど、そういう自分もまぁ良し、と、ちゃんとどこかで思ってた方がいいんだぜってことを、知る自分が育ってきたのは成長といえなくもないかもしれない。
知ったつもりで知らない自分を見つけるたびに、干からびた薄い殻がポロポロとはがれ落ちていくような気がする。
余計なものを塗り付けてたつもりはなくても、随分とまた厚く積もっていたことだ。それはきっと、サポーターのような役目もしていたのかも。後生大事に守っていた場所にも、ときどき風を当ててやろう。あぁ、ここが痛かったんだ、と自分で知ることがとても大切だとわかった。意味のないようで、でも一旦ちゃんと認めてやらないと、その先へは行けないことも。

 

小さいひとがそんなに小さくもなくなってきてるなぁと、その手が生み出すものを見て感じ入る。まだ少し自分には難しかったけど、これが一番お母さんぽい(昆虫の切り紙本の中で)から頑張ったよ、と誕生日の朝にくれた蝶。好きな色。細かいし、大作だ。
何度でもさなぎになって、何度でも飛んだらいい。
春が来るたび。季節がめぐるたび。新しい自分になって。
無駄にポエミーな文章しか書けない病に長いことかかっています。何度経験しても人前に出ると震える手、でもそんなそぶりはに見せない見栄っ張りです。似たような過ちを繰り返しては倒れる。どうしようもなく残念だけど、それがまぎれもない自分。知ってる。知ってるけど、もうずっと許してやれなかった。自分以外の誰が、自分にYesと言ってやれるかってんだ、と素敵な声で叱られたい。
何かあったことを、ひとつひとつ「ああ、そうか」と消化(または昇華)していくことだって、なかなか骨が折れる。自分まるごとってなると、相当だ。だから、忘れかけたら意識して思い出そうと思った。
今を生きている自分がここにいること、今ある出来事が、目の前にいる人たちが、最高。瞬間の幸せも、大事なことは焼きついて残ってるから、おそれずにどんどん流れて、いつも新しい今を作ればいい。そんなことを、ようやく、とつとつと、思い至った次第です。
迷ったときは、収まりが良い方じゃなく、好きな方へ行け!
 

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秋から冬へ



紅葉し始めた北の木々をアップしようと思っているうちに、雪が降ってしまいました。今年も師走がやって来ましたね。
季節は秋から冬へ。
着る服も、布団も、景色も、みんなみんな衣替え。



秋もたけなわの頃、小さいひとたちを連れて、初めてのトレッキングをしてきました。
意識して外に出ようとしないと、うっかり何日も引きこもって(それは楽しく)過ごしてしまいがちな私を、季節を感じながら身も心も軽やかに過ごしたいと願う私の中のもう一人の自分が、引っ張り出したような。



公園だけど広大すぎて、もし帰らなかったら捜索願が出そうな森。
子連れ初心者はボランティアのガイドさん付きで出発です。



お天気は雨の予報が、時々晴れ間も見える曇りに変わって一安心。
ツタウルシの紅葉が見事。(カメラが残念…)



森の中を、ガイドさん案内に過剰に反応しながら興奮しっぱなしの小さいひとたちと歩く。いや、のっけから反応しすぎて進まなすぎ!植物、虫、あらゆるものに興味を持ってくれるのは喜ばしいことだけど、先は長いから!歩こう?とりあえず( 艸`*)



綺麗な毒キノコでした。
パッと見、メルヘンなのにねぇ。
うるしにかぶれたり、毒がある生き物や植物もたくさん。
イメージで迂闊に近づくの、ダメ、ぜったい。
スナフキン氏を見習って、素敵なものも「見るだけ」にしましょうね。



白い葉っぱの天井。
森の中はとても静かなようで、耳を澄ますと、虫の声や鳥の声、川のせせらぎ、風が通るたびになる木々の葉、落ち葉の音で、賑やか。彩りも豊か。
ああ、胸が広がっていくようだ。どこまでも歩いていきたくなる。



とはいえ、6kmのコース。運動不足の私の足と、さらに娘の体力と機嫌、最後まで歩けるか心配していました。結果、全く心配無用でした。
幼い頃から自然大好きで好奇心旺盛な息子に比べて、風景の変化や状況に関心なさげだった娘も、いつのまにか自分の周囲にあるものに興味を示して注目できるくらいに成長していたんだなぁ、と実感できる一日となりました。



コースの最後に展望デッキという素敵な道があって、そこでガイドさんに見てごらん、と指さされた先に不思議な光景…アジサイのような?
これは、木に巻きついて成長するツルアジサイというものだそう。
へー、そんなアジサイの仲間がいるとは!



よく観てみると、ほら。幹にしっかり根を張っています。
紅葉も味わいがありますし、白い花が咲くと言う頃に来たら、木全体がお化粧したように見えるでしょうね。



およそ2時間ほどで無事、初めてのトレッキングは終了。
誰が一番大きなホオノキの落ち葉を見つけられるか、など楽しみながら、あっという間の自然浴でした。落ち葉から山菜、虫、鳥の声、木々の種類、あらゆる豆知識を飽きることなく話してくれたガイドさんたちに感謝。
市内とはいえ山あいなので、しっかり寒さ対策をして行ったのですが、晴れると暑いし、汗が冷えると寒く感じるし、いかに脱ぎ着がしやすい恰好かが快適に歩くポイントだな、など色々よい経験になりました。
今年はもう雪が積もってしまったけれど、せっかく親子して靴も買ったことだし、脚力を鍛えて来年はトレッキング〜軽登山くらいまで出来たらいいな。うーん、ますます使い勝手の良いカメラが欲しい。
子供たちが大人と同じ(大人が少し加減すればいい程度の)フィールドで遊べるようになってきて、ちょっとワクワク。どこに行こう、何をしよう、と親の方がそわそわしています( 艸`*)


 
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夏の空



残暑お見舞い申し上げます。
北国らしくない鬱陶しい湿り気を多分に感じる夏ですが、立秋を過ぎて少しは夜眠りやすくなってきました。
とはいえ、まだまだ夏の空。
急に日が翳ったなと思ったら、ゴロゴロ雷が鳴りだして土砂降り。広重の浮世絵みたいな直線の雨が降る。カラッと晴れて洗濯物が乾くか、濡れるか、サイコロの目のよう。



夏休み前半は、小さいひとは小さいひとなりの予定が詰まって忙しくて、だらだらしなくていいかもだけど、思いっきり遊んだ!感もないであろうことが気がかり。
そこで、やっと諸々から解放された日曜日に海へGo!
去年は近場で済ませたら、公共マナーも知らない若者と彫りモノ集団(見せびらかしてるのが何ともチャラい)ばかりのストレスフルな海水浴になったので、今年は足を伸ばして車で2時間半の海へ。プレジャーボート類も居ず、ファミリー層も安心して泳げる静かな海水浴場でした。子供の頃の記憶の海って、こんな感じ。海の家とかなくていいのだ(売店はあった)。



砂浜にテントびっしり〜も夏休みっぽい光景だけれど、これぐらい互いのスペースがあった方が気楽。まだお盆前だったので、日帰りの海水浴客が中心かな。



凍らせてきた飲み物がすぐに溶ける。パッケージも夏仕様。
北海道の人々は海=焼肉(ジンギスカンでなくても肉があれば可)というパターンが多く、炭と肉を携えて海へ行く。水着を持って行かなくても肉は持つ。それが道産子スタンダード。は?(゚Д゚)て感じですよね〜私も昔はそうでした( 艸`*)でも、こちらは北国。いくら気温が30℃近くまで上がったとしても、水温は冷たく、子供たちも20分もすれば唇を紫にしてガクブルしながら「ささささむーい!でも楽しい〜!」と震えながら上がって来ます。しばしバスタオルにくるまり、日光で体温を回復しつつ肉を食み、また海に入っていくのです。



SNSのプロフィール写真的に写った波打ち際(笑)
海風も午後には日焼けした肌を冷やす涼しさ。無理に水浴びせずとも、海からの風と砂の気持ち良さを感じながら、短い夏を満喫できたらそれで良し。ただ太陽と風を感じているだけで、心も身体も浄化されていく。ただし、日焼けしすぎたり熱中症にならないよう、快適な環境を整えたうえで、だけど^^;
そんなこんなで、日よけのパラソルやタープ、小さいテント(着替えや昼寝用)、テーブル、チェアなど、キャンプするかのような荷物一式を抱えて、海へ行く。今年も日帰りが精一杯だったけれど、来年はのんびりまったりキャンプできたらいいな。


 
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命を潤すように水を飲みたい


関東は梅雨明けしたそうですね。
北の大地は逆に、ここ数日じめじめ模様。
雨が降っても降っても、まだ降り足りないような重たい空気。
こうなると、陽が差さないのに汗が流れてきます。寝苦しい…
家族が春から地道に作っていた、窓から出られるデッキが遂に完成したのですが、このお天気で家の中から眺めているだけ。将来の夢としては、ここに植物の屋根が出来て、庭の花や木々を眺めながら息抜きをすることなのですが、庭は一日にしてならず。まずは再び野生へと復帰しつつある雑草たちを何とかしなければ。などと言いつつ、水やりや収穫は息子がほとんど買ってでており、放置気味Docomo_kao8相変わらず小さいひとたちの習い事の付き添い、あとは洗濯、まかないマシーンと化しております。そんな日々の中、観たものなど。

「世界で一番美しい瞬間(とき)」
毎週は観られていないけれど(Blu-ray保存はもちろん完璧)、猫祭りと馬祭りの動物シリーズ(違う?笑)どちらも楽しかった。色んな歴史があって面白いなぁ。毎回ナレーションのトーンが微妙に違うのも素敵。最後に「さぁ、次はどこへ行こうか?」って誘われるのが、毎回毎回、本っ当に、幸せです(*´ェ`*)ありがとう、BSプレミアム。
「サラメシ」を観ていて、中井貴一さんのナレーションの巧さに感銘を受けました。どんな役を演じてもその生き様に胸打たれる大好きな俳優さんの一人なのですが、ご本人の顔が浮かばないハイテンション&超滑舌の早口コミカル調から、生真面目さがうかがえるアナウンサーのように安定した端正な語り口、短いコーナーで思わず泣けてしまうしっとりしたナレーションまで…鳥肌。感動。声には人間すべてが乗るなぁと思い知らされます。綺麗な声、聴きやすい声は沢山いるけれど、「語り」ってそれだけじゃない。深い。
「名探偵コナン」
久々に観たら知らないキャラも居た(笑)
チュウ吉のトーン、すっごい好き…!!!森川さんは正統派な二枚目もいいけれど、このちょっと情けないような高めの声、唯一無二だと思うんですよね。柔らかくて、軽くて、でも軽薄ではない誠実な声。やさしくて、ホッとする。可愛くて、憎めない。やろうとして作れるキャラじゃないですよね。吹き替えのオーウェン・ウィルソンのときに近いような?全国のゆみたんが羨まし(/ω\)
「マーリー」
オーウェンと言えば、先日BSプレミアムで字幕版がやっていました。DVDを持っているので何度も観たけど観てしまう。もちろんマーリーは可愛いのだけど、この夫婦が好きすぎる。恋人が夫婦になって、犬を飼って、自分たちも子供が次々生まれて、家族になっていく物語。いわゆる子供やファミリー向けの動物映画ではない。ドタバタしてありふれた日々かもしれないけれど、感動をあおることなく綴られる1つ1つのエピソードがリアルで愛おしい。今までは奥さんの気持ちや夫婦のケンカ、会話の妙に意識が向いていたけれど、今回は友人のセバスチャンがジョン(オーウェン)にかけた何気ない「頑張ったな」という一言が胸に響いた。独身で第一線の記者としてバリバリ働くセバスチャンと、いつのまにか3人の子持ちで職場を変えながら記者を続けてきたジョン。まるで違う道を選んだ二人がそれでも友達として好きなんだろうなぁ、互いに憧れを持ち続けるんだろうなぁ。幸せなんて自分が知っていればいい。ラストは字幕で観てるのに森川さんの吹き替えを思い出し泣き(TwT。)愛した分だけお別れはつらいけれど、痛みとともに残る愛しい気持ちは確かにあたたかい。

ところで、今知ったんですけど、続編なんて出てたんです…!?

「マーリー2」?しかもこれ吹き替え(主役)石田彰さんんん!?
2012年リリースって…全然知りませんでしたガーンネコレビューを読むと、どうやら作品の方向性は全く別物らしい。犬たちが喋るとか(꒪д꒪)うーん…別の動物映画だと思って観ればいいのかな!石田さんの吹き替えは貴重なので借りてこよう。
「赤髪の白雪姫」
普通に話が見たくて録画したら、音響制作にピアレスガーベラのクレジット。じゃあ石田さんを期待していいの?!!と思ったら、どうやら後に出てくるようです。わーい♪昔、ニャンコ先生の全プレ目当てで雑誌を買ったとき面白かった漫画なんですが、ずいぶん長く連載されてるんですね。設定は王子と庶民(珍しい髪の色から色々狙われてしまう)の恋愛もの。ファンタジーな舞台だけどヒロインがしっかり者で、決して状況に甘えない、自立心旺盛なとこが好き。かと言って男勝りすぎず、ちゃんと女子として生きていくわけです。声(cv.早見沙織さん)も好き♪彩雲国といい、私はホント主人公の成長ものが好きだな(笑)ベタでもまっすぐな生き方を描いた作品が好き。自分で運命を切り拓く気概のある子の話が好き。そこは世界名作劇場を観ていた頃から変わらないんだな、と気づきました。基礎はあれだったんだ。
「STEINS;GATE」
よくわからないノリながらも宮野真守劇場なので観ています。関智さんのオタ口調も面白い。ウィスパーの原型みたいな( 艸`*)同じく「うーさー」も宮野真守劇場なので短いながら見逃せない。
この夏は観たい映画もいっぱい。しばらく耳の不調で劇場から足が遠のいていたので「マッド・マックス 怒りのデスロード」も超観たかったけれど断念。ヒャッハーはレンタルでしよう。「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」はもちろん、「インサイド・ヘッド」と「ミニオンズ」と「弱虫ペダル」は小さいひとたちも観たがっているし、夏休みのご利用は計画的にという感じ。

バッテリー(体力が先か気力が先か)が切れかけると、好きなことさえするのが億劫になったりして、「あれ?私って何をすれば幸せなんだっけ?」なんて思う。
心がからっぽになってしまったみたいで、ふと悲しくなったり。
でも、そんなこと本当は思うこともないんだ。〇〇したいのに時間がないとか、△△するはずだったのに調子悪いとか、そういうジレンマってたぶん自分の思い込みや刷り込みも大きくて、ちょっと前の自分が決めたルールを勝手に「〜せねばなるまい!」と突進してるだけかもしれない。今の自分の声も聞かずに。
忙しいときに観たい映画や番組の録画が溜っていくのを「観たいのに観れない」とハンカチを噛むのか(表現が古い)、「録画も森川さんも逃げん( ̄‥ ̄)フッ」と思うか、それだけのことなのだった。好きなものをストレスになんてしたくない。何か最優先でしなければいけないとき、それ以外のことは全部おまけみたいに思えたら楽なんだろうな。なかなか上手く切り替えられないけれど、大好きなものを急いで丸呑みしちゃうのはもったいない。じっくりと愛しいものに染まって、心ゆくまで堪能したい。命を吹き込むように、心を洗うように、沁みこませたい。大丈夫、本当に好きなものは忘れないし、ちゃんとわかる。そんな風に、心に言い聞かせたりしながら、今日も。

 
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皆既月食2014 @ N43


全国的には3年ぶりという皆既月食の夜。
ゆうべは月が眩しいほど輝いていましたが今日の天気は雲が心配だと聞いていたので、あんまり期待はせず夕飯の支度をしながら待っていました。時間になりtwitterを見ると、各地で蝕が始まっている呟きや写真。いてもたってもいられず、小さいひとたちを連れてムーンハントに出かけました車


家では角度的に夜半にならないと窓から月が眺められないのですが、車を走らせている間にどんどん欠けていく月。これがとっても綺麗。iPhoneのカメラでは見たままに写せませんが、オペラグラスで覗いたら蝕になってきた部分まで見えて興奮(≧▽≦)


初めて観る皆既月食です。
車を止めてみると、たしかに赤い月。
肉眼ではもう少し赤みを帯びて、銅びた赤とも土の褐色ともつかない色味が神秘的。


フィルターで加工した色の方が印象が近いような。


どんどん暗くなっていく赤黒い月。
これが宇宙の法則によるものだと知らなかった昔の人々は、毎夜満ちては欠け、その美しさを愛でていた月がみるみるうちに欠けてゆき、こんな色に染まってしまったら…さぞやおそろしいことが起こると感じてしまっても無理はないような気はします。
仕事帰りや買い物帰りの人、偶然見た月が赤くて驚く人、行き先も帰り道も違う沢山の人たちが、同じ夜空を立ち止まって眺めていました。いつも急ぎ足になる時間帯の不思議な瞬間交差。
夜中じゃないから、そして雲がかからなかったから、小さいひとたちも一緒に観られたショータイムでした。
こうやって、どんなにせわしない毎日でも、たまには地球も宇宙の中に浮かぶ星のひとつなんだなぁって思い出すのはいいね月


家に帰ってからコンデジでも撮ってみました。
三脚がない夜景モードで写した、戻り始めの月。


冷え込む秋の空に、白い輝きが少しずつ広がる。


こんなに夜空を見上げたのは久しぶりです。
月といえば、月に想い人を重ねて詠まれた恋の歌も多いですね。眩しすぎる太陽より密やかな明かりが、心の内を照らすからでしょうか。そういえば家族が離れているとき「同じ月を見てるね」なんてことは言ったことは一度もありませんでした。余裕がないなー。そもそも浪漫が足りないのか?(笑)


ズームの限界。ちょっと陰陽マークっぽい。
この後、月の周りには雲が広がって写せませんでした。
今、窓にかかる夜半の満月は黄色く煌々と輝いています。
 
皆さま、良い夢へ誘われますように…☆

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小さな世界に光が射して


一昨日、秋が来ました。
突然はっきりと、あぁ秋だなぁと感じたのです。
久しぶりに豆を挽いて、コーヒーもホット。
旭岳(大雪山系)も最果ての島の利尻山も初冠雪。
車のエアコン設定温度を25℃にしていたら暖房に切り替わって驚き、今朝はもうストーブつけたい冷え込みです。

どうしようもないふがいなさと言葉にならない気持ちを抱えて日々を過ごしていたけれど、小さなドアから光が射して、世界が少し色を変えて見えます。
いつのまにか毎日に意味を求めすぎて、枷で自分を重くしてしまっていた。だけど好きだと思うことは、どんなに疲れてもそれがどこか心地良かった。これからもっと、好きをちゃんと大事にしよう。やらなきゃいけないことばかりに目を凝らすのはやめて、いま正直になるんだ。変わっていくことをおそれずに、歌いながらいこう。たくさんの歌がそばにいる。
ひとまず今日は「On&On(&On)」。
”ちょっとずつこなしていこう”                   

今日のお付き合いをありがとうございます。 

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秋の気配


広島をはじめ大雨の被害が続き、心よりお見舞い申し上げます。
こちらでも週末は離島に警報が出て、そこには家族も何度か出張に行ったことがあったので心配していましたが、やはりこういう自然の猛威の前には本土から遠かったり交通手段が限られる平坦な土地というのは避難するにも困難を伴うことが多く、個人の力ではどうにもならない状況に陥ったりするだろうな…と。あらためて防災ってなんだろうと考える。どんな場所でも、普段は問題なく通っている道や町も、「いつも通り」の状態じゃなくなってしまうとたちまち滞ること・ものはあるのでしょう。小さいひとが居たり、家族が離れていたり、一人暮らしだったり、病気を抱えていたり、日常から「万が一のとき」に不安を抱えている人も多いことと存じます。自然の猛威の前に私たちはあまりにも無力だけれど、被害に遭われた方々の日常が一日も早く戻りますように。天候の変わりやすい季節になってきますが、願わくは出来るだけ穏やかに日常を営める空であってほしい。

このところの低気圧の影響か北の大地らしくない蒸し暑さがあったのでタオルケットで寝ていたら、今朝は寒さに震えて目が覚めました。もう夜、窓を開けて眠ることはありません。それでも冷たい明け方の空気。今夜から肌掛布団も投入です。
北の大地では20日から2学期が始まっています。新学期は9月からの本州に比べるとだいぶ早いですね。その分、冬休みが長いのです。
冬なんて雪に埋まってるようなものですから(半分冗談で半分真実)
日中は、まだまだ陽射しに力があって暑いけれど、もう半袖だと涼しく感じる風の冷たさ。ちょうど、夏と秋が風の中で戯れて踊っているようです。なんとなくポエミー?( 艸`*)
しかしポエムっていうと途端にこう、ポエミー☆ミラクル☆ドリーマー☆みたいな、某日曜朝の女児向け番組っぽいイメージになるのはなぜなのでしょう。詩は文学的なのに意味は同じでも受け止め方の落差。
人はみな詩人になるときがあると思うのです。でもそれに自分で気づくと恥ずかしい。自分が自分じゃないみたいで。けれど、思ってもいない普段聞いたこともないような言い回しでこれみよがしに飾ると変だけど、心の中からふっと湧き上がった言葉なら、雲のように浮かべてやるだけでいいのかもしれない。
季節が移っていく儚さと美しさにしばし見惚れて。

いつもお付き合い、拍手などありがとうございます。

                    

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アルパカに癒される

新しい生活を始めた小さいひとと共に、私もそれなりに新しい毎日。
継続することと出来そうな役割を新たに引き受けたり、西へ東へ奔走。
3月からずっと、不思議なほど”人との交流”が活発で、ここ数年一番多忙だったように思います。同じ場所に居て親しくなった人たちや、ごく自然に始まったことからも出会いが生まれ、さらに何年も音沙汰のなかった人から声がかかったりして、不思議なほど忙しい。そういうタイミングってあるのかもしれません。とても刺激に満ちた濃密な時間。でも、私はずーっと誰かと一緒だったりすると楽しいけれど疲れてしまったりもするので、ほぼ内なる世界(家族や慣れ親しんだ人たちとの付き合い)で完結していた時間が外へシフトしていく生活に慣れるにはひと月ほどかかりました。そんなに広くないキャパを無理せず、じわじわ伸ばそう計画(笑)
たぶん、こういうのは筋トレと一緒なんじゃないだろうか。だらけきった筋肉(だったはずの肉襦袢)は、情けないほど踏ん張れなくて力が無くても、「これっぽっちで変わるはずがない」と思っていた負荷をコツコツコツコツこなすうち、前よりは様になってきたんじゃ?とある日ふと感じられるような。いや、そうなったらいいなぁって野望ですけどもkyu

家でも、荒れ放題になっていた庭を長い目で理想に近づけるべく着手。
花木の苗や資材などを探しに行った場所で…出会った〜笑

ア〜ル〜パ〜カ〜!

も〜ふ〜も〜ふ〜〜〜(〃д〃)
意外と動物園でも見かけないアルパカさん。

見ていたおじさん「これ何なの?」
飼育員「アルパカです」
おじさん「似たのもいるよね?種類は何て言うの?」
飼育員「ラマとかいますよね。アルパカはビクーニャ族です」

おお、ラマさんのラママンボで小野Dが歌ってましたね!!
「彼はビクーニャ族、僕はラマ族、先祖はおんなじで〜す」( 艸`*)
でも私はラマさんも実際に見たことがない。
「首から背中にかけては触って大丈夫ですよ。それ以外は嫌がって唾かけられたりするので気をつけてくださいね」って、そこもラマさんと同じなんだ…「これが結構くさいヤツなんですよ」と飼育員談(笑)いろいろ思い出すうち、無性に「しろくまカフェ」がまた観たくなりました。アルパカさんはcv.上品なマモでしたね(*´ェ`*)←はっちゃけてるのはタテガミヤマアラシ☆ アニメ復活して欲しいなぁ♪


以前ネットでよくイケメンすぎるアルパカ画像(オダギリジョー激似)が出回っていましたが、本当に1頭ずつ顔が違うものですね。
アルパカさんの毛は、ふっかふかのモフモフで指が見えなくなるくらい埋まりました。少し湿ってあたたかい感触でした。完全に人間が毛を刈るために育てている動物で、刈ってやらないとどこまでも伸びて絡まってしまうそうですえ?それはさぞ暑苦しいでしょう。アルパカ混のカーディガンとか、透けるくらい目が粗くても真冬もぽかぽかだもんねうっとり恵み(体毛)をありがとう、アルパカさん。
毎日のテンポが速いと知らず知らず気が急いてカリカリしそうになるものですが、何やら癒された。詰め込んだら、どこかでぽっかり空白を。上手に寄り道したいなぁ。
いつもお立ち寄りいただき、ありがとうございます☆     

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  • by ciel (しえる)

ステップ バイ ステップ


小さいひと2号が卒園しました。
あたたかい春のような陽気と陽射しに包まれた一日でした。
卒園にまつわるささやかなお手伝いをしていたので、今日までは感傷に浸る暇もなくあっという間に過ぎました。慌ただしくも新鮮で、楽しい思い出や出逢いが親の私にも出来ました。
そして当日。感極まる先生や感情表現豊かな子、もう一人の主役でもあり頑張ってきたお母さんたちが感動の涙に包まれる中、我が娘を見れば…卒業証書を入れた筒を底の穴から望遠鏡みたいに覗き込んでは両端の男子とふざけ合い、目が合えばニヤリと笑うので、つられて笑って涙も引っ込むという相変わらずの日常の延長でしかありませんでした。むしろ園長先生の話に泣いた(笑)
そういえば私も小さい頃、卒業式で号泣する子が不思議というか泣きの伝言ゲームみたいな空気が苦手でした。感情を心で整理するのに時間がかかるタイプだったこと以外にも、感情で容易く同調してしまうことが少し怖いようにも思えたひねくれ者の私には、さすが我が子だなぁと呆れたり安堵したり。本人は「だって〇〇ちゃん学校一緒だし!」。
わかる、そういうとこ妙に冷静だったりして泣けないのよね(笑)

新生活に向け準備や新しく始めることの様々な手続きがあったりして、驚くほどの勢いでスケジュールが埋まっていきます。手帳に予定が書きこまれていくことにやる気や生活の張り合いを感じる人もいるのでしょうが、私は数日おきに余白が欲しい方なので、すでにあっぷあっぷ。
どんな時も心のスタンスは「やるしかねぇヅラ」で行く性質なので周囲にはむしろ燃えているように映るかもしれませんが、入学までほぼ毎日何かしらの予定が入っているカレンダーをムンクさんのような叫び顔で粛々と受け止めております。

だから、今日だけは少し緩んだ寒さのようにゆるゆる過ごしたくて、気になっていたコーヒーショップ兼カフェへGo. 
季節のパフェと季節のブレンド(SAKURAでした)をいただいてきました♪
抹茶とバニラアイスに苺(ちょっぴり練乳も)、メレンゲ、飴が乗ったパフェは、中にベリー類や香ばしいサクサクのパイを砕いたが入っていてボリュームがありながら最後まで飽きずに食べられました。またコーヒーが合う…!コクのあるコーヒーとアイスクリームって限りなく口が幸せですね…ほわわん。

行ってきたのは北国生まれのコーヒーMORIHIKOさんの一店「Plantation」。
外観がこれだったので、ナビを見ながら行っても一度素通りしちゃいました。
なにせ北国はまだ周りも雪山だらけなので。

入口に気づけば、カフェらしきお店とすぐわかります。

入ってすぐ、サブカル風というか俳優の松田兄弟風というか、セットで用意したとしか思えないお店の雰囲気にしっくり馴染んだ眼鏡の店員さんが二階へ案内してくれました。←印象に残った(笑)
カウンター席からは吹き抜けになっているエントランスと巨大なコーヒーマシーンが。

エントランスの上はちょっとしたギャラリーのようにも見えます。
椅子が並べて置いてあるだけで、なんだかいい感じ。2355に出てきそう(笑)

カウンターの上の照明もてるてる坊主みたいに麻布が掛けられていて面白い。
店内は奥へ行くほど仄暗く、席の間隔は広くもないけれど居心地が良さそう。
女性同士、カップル、女性一人でPCを開きながらコーヒーを飲む人、様々でした。
それにしても、こんな静けさや時間の質を求めてお客さんが来るような店に娘を伴って行ける日が来るとは。むしろ息子の方がごくごく小さなうちから公共の場では行儀よく食べたり待ったり出来る子だったので、尻の落ち着きが悪く飽き性の2号(娘)が生まれてからは本当にどっっこも行けない!行ったら癒されるどころかイライラで血圧上がるわ!と諦めの境地でしたが…月日は巡るのですね。
こうやって、一歩一歩。
二度と戻らない毎日を生きてることを時々、思い出す。
うんと小さい子を見て、あんな時もあったんだね、なんて家族と話したりする。
記憶装置には映像だけでなく心に映った感情やぬくもりのデータが入ってる。
永遠に消えないものは、きっとないんだろう。人は忘れて生きるものだから。
それでも、詳細な輪郭がいつか消え失せても残るものはある。心が動いた瞬間だけは決して忘れられるものじゃないから。
自分がしてきたこと、誰かがくれたもの、誰かのために願ったこと。
それはデジカメやメモリーじゃ残せない。カメラを覗きこんで両手を塞ぎ、小さいひとたちやお世話になった先生へ感謝の拍手も忘れないように。目の前の大切な一瞬を、胸の奥にある何よりも精巧なレンズで見逃すことのないように。ハード(機械)よりハート(心)に刻み込むことに真剣になりたいと思ったりもしました。
今しかないすべてを、怒ったり泣いたり笑ったりグダグダしたりしながら、悔やまず、明日へ進んでいきたいです。

滞りがちなブログに拍手、そのお手数に感謝です^^

                           

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覚えていること

昨日どっかり雪が降り、春三月とは名ばかりな北の都です。
こんな豪雪の街を走る路面電車。その運行を支えているササラ電車です。文字通り竹のササラを車両の前後に取り付けて、線路に積もった雪を飛ばしながら走る冬の風物詩となっています。この新型車両には初めて行き交いました。目にしなくても、どこかで誰かや何かが支え合って暮らしは営まれていくんだなぁ。

今年も3月11日がやってきて、3年なのだと朝から何度も目に耳にしました。
あの日感じたこと、その後のこと、今の気持ち。どれも未だ吐き出して頷けるような言葉になりません。きっと誰一人として、何も考えずにいられたりはしなかったでしょう。生き方がそれぞれあるように、支援や向き合い方はそれぞれあってむしろ良いように思います。何かの思想みたいに、一斉に黙祷したり、号令をかけて動き出すようなことじゃなくても、覚えている限りアクションを起こすチャンスはある。
何かあると”不謹慎”だとか、悲観的に物事を見た方が真面目だと思いがちなのは国民性なのかもしれませんが、空気など読まずに良い事と悪い事はやってくるので、こっちが悲しいからお前も笑うなと言っていたのでは世界は息苦しくなるばかりです。想像力は大切で、思いやりがなければいけないけれど、誰かを思う気持ちと日常とのバランスを取りながら、まずは自分たちが元気でしっかりしていなくちゃなと改めて思います。

「銀魂」の空知先生が描いて、銀魂ファン以外にも話題になったメッセージ
「気負わず横でも向いてください」が今も一番胸にあたたかく残っています。
被災した人も、心だけ被災した人も、きっとみんな励まされたと思いました。
誰にも大切な暮らしがあって、人がいて、続けなければいけない日常があります。
歯を食いしばってとかじゃなくて、立派だなんて言われなくていいから、のらりくらりでいいから、やっぱり足を動かして歩いていくんですよね。今日も、明日も。
いつも忘れない、は難しい。それぞれに事情はある。
でも、覚えてる。だから日々の中でその手が空いた時には思い出せる。
その時に出来ることがあったらいい。探して見つければいい。今はそう思っています。
これからも考えることは止めずに、横に並んで歩く人たちと一緒に知恵を出し合ったり、声をかけて笑ったりしながら、その手に護るものを抱えながら、生きている今を。
小さな祈りを胸に。

                                 
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  • by ciel (しえる)


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